金利が上がる今、本当に家を買うべき?
変動金利がいいのか、固定金利がいいのか?

日銀の植田総裁が7月末の会合で利上げを決めた後、為替相場が円高方向に動いたという報道を見られた方も多いのではないでしょうか?都会の銀行ではすでに変動型の住宅ローンを組んでいる方に、次回から金利が上がりますという通知が来ているなど朝の情報バラエティなど見られた方もいらっしゃるかもしれません。9月末に今後の追加利上げの判断に「時間的な余裕はある」と述べたものの、金利の動向を気にしておられる方はいるかもしれません。

これからマイホームの新築や、家のリフォームなどをお考えの方には、ローンの金利については金額が大きいだけに非常にナーバスになる方も多いと思います。金利が上がっていくことを考えると固定金利の方がいいのかしら?それとも変動金利?と悩まれる方も多いと思います。変動金利とは、借入期間中に適用される金利が変動するタイプです。一般的に借入後は、半年に一度、適用金利の見直しが行われるものが多くなっています。ただし、たとえ適用金利が変動したとしても、一般的に月々の返済額は5年間変わりません。

一方、固定金利は、借入時の適用金利が返済開始から一定期間だけ固定金利という金利タイプと、全期間固定される金利タイプがあります。
当初固定金利は借入期間中の一定期間、適用金利が固定される金利タイプです。一般的に変動金利に比べると金利が高く、利息が多くなるため返済額は多くなりますが、固定期間終了まで返済額が変わらないので、住宅ローン返済以外の支出計画も立てやすくなります。

 

賃貸でも金利アップが影響するって本当?

また金利が下がるのを待って買った方がいいのかしら?上がる今じゃ無いのかしら?と二の足を踏む方も多いかもしれません。しかしこれからの見通しとして、上がっていくことは考えられても、下がっていくことは当面考えにくいかもしれません。また賃貸の住居でも、金利が上がる今、家賃が上がることも考えられます。なぜなら、住んでいるマンションやアパートも大家さんがローンで建てていることが多く、すぐすぐに上がることはなくても、借り直したり、更新した場合、家賃がアップすることは考えられます。

金利の事を気にして、家を建てる時期を決めるよりも、良い土地や物件に出会えたとき、そして人生のライフサイクルの良い時がマイホームの買い時と言えるでしょう。金利については、シミュレーションをきちんとしてもらって我が家のライフサイクルに合った物を選ぶのが良いでしょう。

美保テクノスでは、土地探しから住宅に関することなど、色々相談に乗ります。お気軽にご相談下さい。